2008.09.06(土) 毎朝更新!
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私が幼かった頃、少年であった頃を思い出してみると・・・・。地域のお祭りというのはなんともいえないそわそわ感が漂い、大人も子供も本格的な準備の期間に入るとお囃子の練習やら山車の用意やら、日一日と迫る本番当日にあわせるように、大人も子供も高揚感がヒートアップしていったのを思い出します。
プロテスタントの牧師の家庭で育った私にとって、地域のお祭りに参加するということは当時の両親にとっては好ましくないことだったのかもしれませんが、なぜか私の記憶の中には地区の公民館のようなところでお囃子の練習をしている記憶や、大人たちが大きな大きな山車を営林署の空き地にある車庫から引っ張り出している時の様子、なんともいえない興奮状態の大人たち、勇壮な山車の引き回しでみんなと一緒に山車にくっついてまわった記憶が残っています。
私が小学校の五年生まで過ごした秋田県の鹿角市には、全国的にも有名な(大人になってから知りました。)「花輪ばやし」と呼ばれるお祭りがあり、町中をそれぞれの地区の大きな、そして華やかに飾りつけられた山車が練り歩き、それはそれはたくさんの人出と熱気に包まれていたものでした。
小学校の高学年生と確か中学生たちは、各々の山車の中に設けられたお囃子の席に座ることができ、毎夜重ねてきた練習の成果を奏でることができたのです。
どうして私があの夜の練習の場に顔を出すことができていたのか、いまとなっては七不思議のひとつとなっていますが、当時の予備軍・少年少女たちは憧れと『いつか自分たちも山車に乗ってお囃子を・・・・。』という気持ちに包まれていたものです。
私にとって地域のお祭りというのは、少年少女の憧れと羨望と少しの背伸び、なんとなく大人たちの中に触れたような快感を味わった瞬間だったように思います。
