2009.09.09(水) あの日から13年。

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2009.09.09(水)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 19.0℃


おはようございます。
けさの南牧村磐戸近辺から見上げる上空は、東半分がちょいと怪しげな灰色の雲、もう半分は青い空とぽっかりと漂う白い雲という配置で構成されております。どっちに転ぶのか判断の難しいところです。


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昨日の続きではありませんが、きょう9月の9日はいまから13年前、私たち一家がまだ柴又に暮らしていた頃に起きたあの「柴又・上智大生放火殺人事件」があった日なのです。

記憶はずいぶんとかすれてきてしまっていますが、夕方近い時刻に突然鳴り渡る幾重ものサイレンの音。そしてほどなく上空から聞こえ始め、やがて耳障りなほどにバタバタと音を立てて飛び回る複数のヘリコプター。

普段からサイレンの音が度々響き渡り、それほど気にもならなくなっている都会での生活でしたが、やはり尋常ではない様子を感じていたことを思い出します。とにかく警察と消防の入り混じったサイレンが止むことなく次から次に鳴っていたような気がします。




それから数週間後、工務店勤めをしていた私は外壁の張替えと内部何箇所かの造作とやらでとりあえず仕事現場を確認に行ったのですが、その仕事現場というのが事件のあった真っ黒に焼け残った事件現場の隣のお宅だったのです。

とにかく気が重かったですね。あのときは。

東京下町の柴又ですから、こちらでは考えられないほどに隣家と密接しており、一体どうやって建てたのか?と考えてしまうほどにぴったりとくっついて建てられた家家が多く見られます。

仕事現場もやはりその類で、事件現場と隣り合った壁面は人がカニのようになって両手を広げながらやっと通れるような空間。そんななかで何とか仕事をしたようなのです。とにかく細かなところまで思い出すことができないのです。

はっきりと覚えているのは、どうしても仕事をしている中で足場がなく、兄弟子に促されて恐る恐る焼け残って崩れずにあった事件現場の二階部分に飛び移って仕事をしなければならなかったときのこと。

辺りは真っ黒に剥き出され、半分焦げたような毛布か何かが床の上に転がっていて、そのあたりを少し歩き回ったことを鮮明に思い出します。なんだか踏み入ってはいけないところに入り込んだようで、なんとも表現のしようがないような、あえてたとえればアルミ箔を歯で噛んでしまった時のような不快感があったように記憶しています。

当時は事件からすでに数週間という時間が経過していましたが、事件現場の焼けてそのままの建物が見える通りの曲がり角には、常に朝から晩まで警察関係と思しき人たちが立って、まさに電柱の影から現場近辺を監視していたものです。


あれから13年になるんですね・・・・。
時効成立まであと2年。現行の時効制度そのものにやはり見直しが必要なのかもしれません。

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やまねこどの

なんとなくウィットを感じさせる老教授のつぶやきには老いて尚のイタズラ心さえ感じるものがありますね。許せる時効はたしかにありますね。

どらごんふりゃいどの

第七分団の関わった火災の案件もまた、なんとも辛い仕事でしたね。いたたまれないものがあります。

<時効>
そう言えば思い出すなあ。「上智大生放火殺人」たしか被害者は女子大生だったような気がする。時効?もうそんなに時間が経ったのか。昔、大学の同級生で1年の教養課程で取得しておかなければならない「ドイツ語」の単位を3年間忘れ4年の研究室に入るとき思い出した。なんとか希望の研究室に潜り込んだ。当時の彼の研究室の教授(故人)の法事の時に同僚だった老教授が墓の前で私にポツリと言いました。「君の研究室にドイツ語の単位を未取得で入った学生がいたんだよね。時効だよね。・・」(研究室は5人しかいませんでしたのですぐ分かりました)昨年女房と軽井沢に行ったときレストランで食事をしました。女房がしきりに私の隣のテーブルの男性を気にしているので店をでた後、理由をたずねました。「あの男の人指名手配の犯人に似ています。数年前、船橋の駅近くでイギリス人の女子留学生を殺した犯人の写真そっくりです。たしかイギリスからご両親が日本に来ました。」まだ犯人は捕まっていません。前者の時効は許せますが後者は許せませんね。
             やまねこ

仕事とは言え、えらい所で作業したもんだね。
残された被害者のご遺族は、時効を前にさぞや悔しい思いをなさっていることでしょう。

今日の投稿を読んで、消防団員時代に消火活動で出動したある現場を思い出しました…。


12月、雪の降ったあとの別荘地での出火。
大型のポンプ車は凍結した道を登ることができず、当時ランドクルーザーを改造した小さいポンプ車だった我々第7分団が先頭に立って消火活動をしました。

旦那さんが定年後、夫婦二人で3年かかって作り上げた別荘。
予想外に遅れた完成予定は1月。
その完成予定に間に合わせるように内装工事を急ピッチでやっていたそうです。
壁紙を張る作業時間を短縮するため、糊の乾燥を促進するのと暖を取るために炊いていた火…。

足りない物を買い足しに出かけた旦那さんが戻って来た時には完成間近だった別荘と奥さんが…。

忘れられない惨状です…。

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このページは、katajiyaが2009年9月 9日 06:35に書いたブログ記事です。

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