2009.10.08(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 14.0℃
10月8日朝6:30分現在、ここ南牧村は降り続く雨もやや強めとなり、目の前を流れる南牧川はそれなりに増水し、茶色く濁った濁流がゴーゴーと音を立てて流れ下ります。
もはや枝ぶりが覗けないほどに枝枝が伸びきり、みっともないくらいにだらしなさを披露する前庭の松も、髭が伸びきり仙人のような糸ヒバも雨に濡れて、滴り落ちるしずくが速いテンポで確認できる、かたじ屋母屋リビング縁側の吐き出しガラス戸越しの景色。
雨足は強めではありますが、まだそれほどでもありません。川の流れもいまのところ中程度の増水といったところでしょうか。台風18号は名古屋のあたりにいるそうですから、これから関東を通過して東北地方へと移動していく予想だそうです。
ピークは9時から10時ごろにかけてとなるのかもしれません。
おはようございます。
よりによって、その9時から仕事の打ち合わせが入っているために、ちょいと出かけなければなりません。
あまり風が吹かないことを願っています。木工房かたじ屋所有の軽トラくんはそれほど丈夫では有りませんので、飛ばされて川に落っこちるなんてことも無きにしも非ず、なのです。今になって考えれば、水陸両用に改造しておくべきだったかなぁ・・・・。
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かなり大きな騒音となりますので、加工機械を回しながらの作業には耳栓が必要となります。
何種類かの耳栓を試してみましたが、やはりイチロー君も使っているらしい「イヤーウィスパー」は非常に具合がいいのです。
他種の物も密閉度合いや遮音度は高いのですが、逆に遮音度が高すぎて無音状態シ~~~ンとし過ぎるような気がします。
イヤーウィスパーは周りの音が十分に聞こえているのに、不快と感じる音だけは不思議と遮音されているような感覚で仕事もはかどります。
それでも腰にぶら下げた小物入れに入っている携帯電話の音は機械の運転音でなかなか聞き取りづらくなり、これまで何度となく気が付かないでいたことがありましたので、先日は機械運転中、胸のポケットに入れて作業です。
このなんでもない行為が、数時間後の悪夢のような出来事の発端となったのでした・・・・。
部材の平面と直角を加工してそれぞれの厚みを決めることができる手押し・自動かんな兼用機からは、削られた鉋屑が大量に出てきます。
山に積まれた部材を削っていくと加工機の周りには鉋屑がこれまた山となっていきますので、ころあいを見ては回収し、作業場裏の自家製ボイラーで焼却していかなくてはなりません。
時刻は午前10時、家内が母屋から手伝いに降りてきて鉋屑を大きな段ボール箱に集めてくれていたのですが、どうも効率の悪い作業に居ても立ってもいられなくなり、鉋屑の回収方法を伝授です。
山になっている鉋屑に段ボール箱の開口部を真横から滑らせ、そのダンボールを足で固定しながら大きく前屈みになり、腕を一杯にブルドーザーのアームのように鉋屑を押して、大きく口を開けているダンボールの中に押し込んでいくのです。
こうして箱一杯に回収された鉋屑はそのまま焼却炉に投入され点火、灰になるまではさほどかからず白い煙をたなびかせて赤々と燃えてゆきます。
コツをつかんだのか、せっせと鉋屑を回収したり、作業の手元作業員として重宝する家内は、お昼の支度もあり一足先に母屋へもどり、私も防災無線から流れる12時の合図を聞いて母屋に上がり昼休み突入です。
一時間ほどして午後からの作業を再開した木工房かたじ屋。
手始めに削りだされた材に寸法を記していく作業からスタートですが、割り算を必要とする場面に筆算を試みた私かたじ屋は、はじき出された答えに我ながら大いなる不安を憶え、どうしても材に寸法を書き込む気になれないのです。
ミスは許されない状況ですから、私の筆算を信用しろというほうが無理なのです。
仕方なく計算機を導入して再計算をすることとして、計算機機能がついた携帯電話を取り出そうとしたときでした。
いつもそこに入っているはずの腰の小物入れに無いのです!
すぐさま記憶を遡り、午前中の加工時に胸のポケットに移動したことを思い出し胸を探りますが、そこにも携帯の感触はありません。あっれ~、どこいっちゃったんだろ・・・・という感じです。
その瞬間、私の記憶の中から午前中の鉋屑回収作業を家内に手ほどきしたときの映像が映し出されてきたのです。たしかあのとき・・・大きく前屈みになって鉋屑を掻き集めていたときも携帯電話は胸ポケットにあったはずだ。
ということは回収した鉋屑の中にポトリと落ちて、そのまま焼却炉に・・・?いやいやまさかそんなことがあるはずは無い。だいたい携帯電話を燃やしちゃうなんて話は聞いたことがない!そんなことがあるはず無いのだ!
と、自分で自分に言い聞かせ、いちおう確認のためにすっかり燃え尽きて灰だけとなっている焼却炉に・・・・。
もちろんそこには携帯電話らしき物体は確認できません。
ただひとつだけ、見慣れない楕円形に焼け焦げた物体が炭の状態で転がっているだけなのです。その見慣れない炭化した物体がちょっと気になった私は興味本位で拾い上げ、ガサガサと周りの炭化部分を掻き落としてみたのです。
現れてきた黒焦げの物体の表情から察するところ、なにかの電子部品のような・・・・その瞬間体中の血の気が引くのを感じる私。
あわてて、さらに炭化部分をそぎ落としていくとさらに中からは電子基盤のような真っ黒焦げのシート状の部品、そしてよ~く見るとまぎれも無い携帯電話の操作ボタンが並んでいたと思われる枠のようなパーツ。
オー・マイ・ゴット!なんてこった!こんなことってあるのか!しんじられな~~~い!
こうして、たいした情報は入っていないながらも私の携帯電話は見事に、まったくもって見事に灰となってしまったのでした。
皆さま、くれぐれも胸のポケットに携帯電話を入れたままでの前屈姿勢にはお気をつけください!
経験者は語るのコーナーでした。
まいった!