2009年11月アーカイブ

2009.11.30(月)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 5.0℃


このところしばらく、よく乾燥した好天が続いていましたが、さくじつ日曜日は夕方からパラパラと音を立てて雨粒が落下して、遅くまで降り続いていたようです。

目が覚めた時刻にはすっかりとあがって、その名残のような深いモヤが西の方角の谷あいに沿うようにへばりつき、ここかたじ屋の裏山付近にまで低く垂れ込めています。

おはようございます。

南牧村は湿った朝の気配、気温が低ければ路面凍結は免れないような、真っ黒いアスファルトが横たわる朝となりました。

期末試験前ということで、私よりも早く起床してなにやら勉強している長女愛子。
夜の時間はいつもと何も変わりなく、9時過ぎには寝るようにしていますので、朝の時間を有効に使おうと考えたのか、最近毎朝早く起きてきては、カリカリと鉛筆を握っているようです。

とても私の娘とは思えません。

カレンダーを眺めてみれば、いつのまにか11月も最終日の30日を記しており、あすからはいやでも12月入りです。あっという間に冬休み、そして一年の晦日を迎えることになるのかと思うと『はぁ~。』と溜息でも出そうな気分になります。


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過日、地元南牧中学校で、朝の朝礼の時間20分程度を利用して、なんもく吹奏楽団の音楽ボランティアでの演奏をさせていただく機会があり、平日の早朝という忙しないはずの時間にもかかわらず、集まってくれた十数名のメンバーの皆さんと、緊張の20分間を経験させていただきました。

1年近く前から決まっていた予定ではありましたが、やはり平日の朝の時間に、しかも20分程度の時間のために仕事を持ち、家庭を持って日々を過ごしていらっしゃる皆さんが予定をたてるというのは難しいもので、かなりギリギリの段階まで中止も止むなしという判断の難しい状態が続いていました。

参加可能なメンバーの構成から楽器の構成が決まってきますので、楽曲によっては演奏するに当たって大変重要なパートを担当する楽器が抜けることが予想されましたし、なによりもまだまだ中学生たちに聴いて頂けるようなレベルにはないということを痛感していましたので、最後の最後まで決定に迷ったものでした。

間近になるにつれ、それまで参加は無理だろうと思っていたメンバーがポツリ・ポツリと『その時間なんとかなりそうです!』という連絡を頂き、大きな課題となっていたパーカッションにも兆しが見え始めて、なんとか予定通りに行うことができたのでした。



当日集まることができたメンバーと集まった楽器のなかで、まだまだ未熟ながらも、前回小学校の音楽朝礼同様"講堂マジック"という思わぬ音響効果にも助けられ、なんとか演奏らしいものを子供たちに聴かせてあげられたような気はしています。

ピッチ(音程)の不一致など、たくさんの課題を再認識させられ、私たちにとっても大変意義のある時間を経験することができ、時間を設けてくれた学校側、忙しい中ご協力頂いたメンバーの皆さんには、あらためて感謝の気持ちを伝えたいものです。

今後、ひとつひとつの課題をすこしづつ克服して、すこしでも質の高い演奏と音楽を共有していけるように、そして何よりも集まってきた皆さんとその時間を楽しむことができるようにしていければと考えています。

次の練習曲はなんだ?
宇宙戦艦ヤマトか?
2009.11.28(土)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 6.0℃


土曜日の朝。

おはようございます。南牧村はウィーク・エンド、邦訳するところの「週末」を迎えて、なんとなく静かな朝を迎えております。

団子3兄弟のように、薪ストーブの置かれている一坪ほどの堀の縁にだらしなく首をそろえる3人の子供たち・・・・。シャキッとせんかいっ!シャキッと!


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0911umenotane.jpg
※お気付きの方も多いとは思いますが、画像をクリックすると大きい画像で観ることもできます。


野積みされていた桟積みの用材をストック小屋に積みなおす作業は道なかば。
木目を確認、割れを確認、使える用途を考慮しながら長さをカットしてストック小屋に積みなおしていきます。

野積みの材を一段、また一段と処理していくと、下のほうからたくさんの枯れ草や枯れ葉がまるでベッドのように集められた箇所を発見!

そっと退かしてみると小動物の毛と思われるかたまりと梅の実の種が大量に出現です。

どれもこれも小さく半円形にかじり取られた跡があり、ぽっかりと中は空洞になっています。中に詰まっているはずの仁の部分はきれいに無くなっているのです。

画像でも分かるような小さな穴から中身だけを食べてしまうのですから、かなり器用な食べ方をしそれを可能にする道具に当たるものを持ち合わせている動物なんでしょうね。

おそらくネズミか何かだとは思いますが、きれいに食べるものです。

この梅の種の中身には青酸カリの成分が微量に含まれていて、大量に食するとお腹を壊したりするらしいのですが、でてきた種の数を考えると、これを食べた小動物は大丈夫なんでしょうか?ちょっと、心配したりしております。

さて、きょうも一日、用材の処理をしなくていけません。
こんどは何が出てきますやら・・・。
2009.11.27(金)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 7.0℃


けさも、薄暗く覇気のない朝の静けさの中、スタスタスタっといくつかの集団が(2~3人づつ)が、あるいは単独で、かたじ屋前農道二号線を行き交っていくのがぼんやりと確認できます。

救急車のドップラー効果のように向こうのほうからかすかに聞こえてくる話し声は徐々に大きくなり、かたじ屋前を通過する頃には声音もピーク、ときおり笑い声を交えながら通り過ぎていきます。

いまの時期はこんなものなのでしょうか?
いまひとつ、冷え込みに物足りなさを感じるのは私だけなんでしょうかね?

おはようございます。
半分だけの月が煌々と光を放つ中にあっても、南牧村の夜空には無数の星が、半月に負けじときらめいていた昨夜。

空気は澄んでいます。


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もう十分に桟積みでの乾燥を終えた野積みの材。
昨日は桟積みを解いて、ストック小屋に積み直しの作業を開始です。

ついでにストック小屋の前に枝枝を伸ばす梅の古木。半枯れの枝をバッサリと切り落として栄養を反対側の枝に集中させるようにしてみました。

幹から分かれていく股の部分の一方を切り落としたのですが、その小口は半分以上がパサパサの状態、辛うじて残っている外側の生きている部分を通じて、枝先から栄養を運んでいたんですね。

音を立てて落下する大きな枝は、半枯れとはいえ結構な重量があり、落下の途中で触れていく木蓮の細い枝をギューッと弓なりにしならせたまま着地、揺ら揺らと不安定に揺れています。

落下した地点はかたじ屋・魔のスロープ上。
スロープをふさぐように広がった枝は結構な量となり、先に処理してしまわないことにはなにかと邪魔になってきそうなのです。

仕方なく、桟積みされた用材の山からヒラリと義経のごとく飛び降りた私。
作業場から鉈を取り出して農道脇の空き地まで運んで細かく解体すると、そこらへんの枯れ草やら枯葉を集めて久しぶりの焚き火です。

焚き火特有の煙のにおいがあたりに広がり、真っ白く密度の高い煙が空に向かって立ち昇ります。

次々と枝先から解体され火にくべられる半枯れの梅の枝、桟積みの用材からは乾燥して剥がれ落ちてきている皮をむしりとり、いそいそと焚き火と桟積みの山の間を往復。

いつのまにか用材のストック小屋への積み直し作業は忘れ去られて、頭の中は焚き火の材料集めのことでいっぱいになっているのです。

目を皿のように配りながら、遠くは向こうのほうの山の水が湧き出ているあたりから作業場周辺、用材のストック小屋周りからも、燃料になりそうな小枝や切れ端、木の皮を集めては抱えるようにして焚き火にくべてやります。

なんといったらよいのか・・・・楽しいんですね、焚き火をするっていうのは。

きれいな三角錐をかたちづくる焚き火にくべられた切れ端の山からは、モクモクと白い煙・・・・満足満足なのです。




ようやく気を取り直して、用材のストック小屋への積み直し作業が再開されしばらくするとピアノレッスンにやってきた子供たちが焚き火を見つけて大喜びです。

子供たちもやっぱり焚き火が好きなんですねぇ。

私がしたのと同じように、3人の女の子たちは代わる代わる散らばってはちいさな切れ端や木の皮を見つけては駆け足で焚き火の前に戻って火にくべて、実に楽しそうに火と触れあっているのです。

『危ないから火で遊んじゃいけません!』
とは大人の都合なのだと思います。

あーやって、火と触れ合って、ちょっとくらい熱い思いもして、こんなものをくべればよく燃えるとか、これは全然燃えないじゃない!というのも子供たちにとってはいい経験のような気がします。

私は我が家にやってくる子供たちには機会があるごとに火遊びをさせるようにしています。(もちろん十分に気を配りながら。)火が消えないように材料を集めてくべてくれっ!と指示すると、子供たちは一生懸命に材を集めては嬉しそうに火と触れ合うのです。

ふだんなら怒られてしまう火遊び。
でもやっぱり興味があるんです。
ちゃんと決まりを作ってあげれば火遊びはと~っても楽しいものです。

子供もおじさんもおんなじなのです。
2009.11.26(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 6.0℃


起床して、すぐに一階へ。
二階・雑魚寝の間と一階とを隔てる木製のくぐり戸を抜けると、真下に見える薪ストーブの昨夜の残り火がまだ室内を暖めていたらしく、ほんわかとした空気が体を包み込みます。

火はほとんど残っていませんでしたが、余熱とでもいいますか、ストーブ本体はまだ触れてみるとほのかに温かく感じます。

室温は点火前の時点で17℃もあり、『もしかして、けさはあったかいのかな?』などと思いながらもやっぱり、焚き付け用のこまかな木の皮や、細い切れ端を並べて着火。炎が上がってきたところで大きめの薪を投入し空気取り入れ口を全開とします。

まだ暗い、朝のかたじ屋前を薪小屋測候所まで外気温の観測にいってみると、外気温は6℃ですから、まあ・・・あたたかくもなく、とくに冷え込んでいるでもない気温を確認です。



おはようございます。
昨夜は急ぎの加工が残業をしなくては間に合いそうもない状況となり、一旦手を離すことができたのが夜の9時。

母屋に上がってしばし休息の後、下塗り塗装が乾いた頃を見計らって、再び仕上塗装の下処理と塗装のために作業場に向かったのが11時。

サンディング処理をして仕上げ塗装を無事に終了。時計を見れば日付が変わって本日未明の午前1時となっていましが、なんとか早朝に引き取りに来るという時間までには乾燥も進み、引き渡すことができる状態となり一安心です。


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現在の私かたじ屋の最大の関心事は、楽器それぞれの音程をチェックするためのチューナーと呼ばれる小さな機器の購入に関すること。

チューナーといっても地デジ対応とかなんだとかとかいう、あのチューナーのことではなく、楽器に取り付けて♪ド・レ・ミ・ファ・・・・♪と音を出していくと、その音が正しい音程で出ているのかを高い精度でチェックしてくれるという優れものなのです。

自分ひとりで吹いているだけでは、音程が正しいのかどうかというのはなかなかわからないもので、同じ音でもきちんとした呼吸法で出している音とそうでない音とではビックリするくらいに音程にムラが出てくるのです。

もっと早くに意識するべきだったのですが、今頃になってことの重要性に気づかされているところなのです。

楽団内の経験者の方々によれば、ひとりひとりがチューナーで音程を確認していくことは当たり前に行われているとのことで、さっそくインターネットでいろいろと探してみたのです。

思ったよりも手ごろな価格で、チューナーの機能とメトロノームの機能が付いて、おまけにそれ以外にも様々な機能が満載の機種があることが判明し、楽団のメンバーの皆さんから預かっている楽団費からでも全員分をまかなえそうな感じです。

全体で合わせていくようになってくると、この音程の不安定さが非常に気になるようになり、楽団にとって喫緊の課題の一つでもあるのです。

なんとか全員がこの音程のブレを意識して修正していけるようになれば、また一味も二味も違った音色となって合奏できるのではないかと考えているのです。

しかし・・・便利な機械があるものですね。
2009.11.25(水)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 8.0℃


大きな母屋の大屋根。
悠に三尺以上は出ているのではないかと思われる深い軒の出。

その深い軒の出から飛び出してしまっている部分だけが濡れ色に色変わりしているウッドデッキ。どうやら少しばかりの雨が降ったのかもしれません。

高い湿度のせいか、見渡す限りの曇天の空模様に、ぐるりと取り囲む山々の中腹には這うように漂う白い靄が目に入り、南牧村を包み込む空気には特有の柔らかさを感じる今朝となりました。

おはようございます。
川の向こうの県道45号線から、救急車のサイレン音が聞こえてきたと思ったら、川向こう"磐戸宿"のどこかで停車した気配。10分ほどして、再びサイレン音をさせて走り去っていく気配。

う~ん・・・ドキッとしますね。大事でなければよいのですが・・・。


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以前制作した大型の木製遊具の一つ「ロフトタイプ」。
縦3000・横3000・高さ2400にもなる大きな遊具はすべて地産の杉材を使用しての制作となり、画像の仮組みの段階では、かたじ屋作業場に一杯一杯のサイズとなり苦労したものです。

先日、依頼主より、次回展示会にむけて一部設計変更に伴い変更箇所の加工の連絡を頂いていたのですが、私のほうが他の制作で動くことができずに、依頼主側でお抱えの職人さんたちに加工をさせたと言うことだったのですが・・・。

つい最近になってその変更箇所の加工にトラブルがあったということで再び連絡を頂き、とりあえず保育園・幼稚園専門に備品や遊具一式を販売しているという会社の展示場まで行ってきました。

広い展示スペースの一角に、なつかしの大型木製遊具は鎮座しており、近寄ってみると私が制作したころのかたちに一部変更が施されているのがすぐに目に入り、変更加工の箇所を入念に確認。

正直に言いまして、制作した私としては大変悲しくなってしまいそうなくらいに、その加工というのは雑な加工だったのです。

あれほど入念にセッティングし加工して作り上げていった木製遊具でしたのでとてもガッカリなのです。

設計変更に伴う加工箇所はほんの一部ではありますが、絡みのある部材などがいくつか手を加えられており、どれもこれも職人とは思えないような加工であり仕上となって、これをお客さんとなるクライアントが見に来るのか!と思わずにはいられないほどなのです。

材の管理からしてまったく気遣いを感じることができません。おそらくは高い含水率のままの材を使用したことは明らかな大きく口を開ける割れ、仕上げ塗装前の素地研磨の工程を一切抜いて塗装したことが丸見えのカッターマーク。

やっつけ仕事そのものの加工箇所あまた・・・・。

私は一応職人ですので、他職人の仕事には口を挟むことはしないように心掛けてはいますが、今回はあまりにもガッカリするようなやっつけ仕事を見てしまい、ついついこぼしてしまいました。

こんなことをやっていたら、通用しないと思うんですけどね。
2009.11.24(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 2.5℃


おはようございます。
外はまだ、「真っ暗」と「薄暗い」の中間程度の暗さがのこる時刻。

外の空気は冷たくシーンと静まり返って、いまのところ動きはありません。さきほどの様子では力の強い星がまばらに輝いていましたので、おそらく上空には雲が少ないものと思われます。

きょうは晴れる可能性大なのです。

こんもりと色付いて、ひときわ明るさを放っていたかたじ屋前農道二号線脇の銀杏の葉が、はやくも散りはじめ、農道二号線上には黄金色のじゅうたん。

ときおり通り抜ける自動車に蹴散らされて行くうちに、だんだんと轍が広がって、終いには両脇に筋のように残っているばかりです。

農道まで降りていってガードレールから銀杏の木の下を覗き見ると、そこにはまさしく銀杏の葉のじゅうたんが厚くフワフワに敷き込められて、『わお~!』という感じ。

この色付いた葉っぱが散り終わる頃には南牧村にも冬枯れた風景がやって来ることになります。

きょうは、これからちょっと所用が控えておりますので、ゆっくりとPC前に陣取っているわけにも行きません。

ひとまず、朝のごあいさつをさせて頂きこれにて失礼といたします。
ほんでは。
2009.11.23(月)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 4.0℃


一昨日夜の早い時間帯には、真っ黒な夜空に見事な上弦の弓月が浮かび、いつの間にか居なくなってしまった月のあとには満点の星空。

空気が澄んで冬の夜の光景を堪能できていたのですが、昨晩には雲が幕を張るようにうす~くのびて、夜空にオブラートをかけ視界は不良となってしまいました。

夜が明けた今朝。
なんとなく冷え込みも緩んだようなやわらかい空気を感じる朝となった南牧村。

おはようございます。
国民の休日、「勤労感謝の日」がやってきました。
はたして私も感謝される側に立っているのかどうか、判断の難しいところではありますが、カレンダーの文字が赤い色で記されているのを見ると、ついつい一緒になって休日扱いとしてみたくなりました。

よって本日は休日といたします。


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40を過ぎてなお、子分扱いをされてしまうのですからたまったものではありません。

昨日より「民宿かたじ屋」に宿泊をしている、かつての子分格の一人とそのご家族。
午後に到着して少しばかりの休憩の後、40を過ぎた一家の主は私に促されていきなりの薪割り作業従事です。

華の都のど真ん中で、外資系のサラリーマンとして働く毎日の、息抜きをしに来たはずなのに『とほほほ・・・。』といった顔つきで渋々薪割りの作業に従いついてきます。

まずは、ストックされている薪用材を使用する長さにチェーンソーでカット。
さすがにチェーンソーを持たせるわけには行きませんので、玉切りされた用材を軽トラくんの荷台に積み込む作業を担当してもらい、軽トラくんの荷台が一杯になったところでかたじ屋魔のスロープの上、母屋横の薪小屋前まで運びあげて山積みです。

これで作業も終わりのような顔で安堵感に包まれる40過ぎの子分其の一氏は、口の減らない男なのです。

これしきの作業は屁でもないくらいの軽口を叩き始め、タラタラと能書きがはじまり、次なる作業が待ち受けている事には気がついていない様子なのです。

いちいち返事をしていたのでは日が暮れてしまいますので、聞こえないフリをしながら黙々と準備をする私。

薪割り台をセットして、薪割り斧を持ち出して、大きな鉄製の割りクサビをドサドサッと地面に放り投げたところで事態に気がついた子分格其の一氏は急に表情をこわばらせ、『さっさん!(子分其の一氏は私をこう呼ぶ)これ割るんですかぁ~、もうボク、くたくたですよぉ~!』などと、見え透いた泣き言に打って出ます。

何度もいいますが口の減らない男なのです。
「あー言えばこう言う」という言葉の典型的な性格の持ち主にはいちいち返答は必要ありません。有無を言わさず大きな玉切りされた薪用材を薪割り台の上に据え、薪割り斧を手渡せば事足ります。

あとは黙って顎をしゃくってやれば渋々ながらの動き出すことになっているのです。



はじめのうちはあれほどへっぴり腰で、カメラを手に集まってきたご家族の笑いの対照となっていた子分格其の一氏でしたが、なかなかどうして、次第にコツを掴んできたのか一撃のうちに大きな材を叩き割るにまでなり、本人もまんざらでもない様子です。

じつのところ、私ができるだけ割り易そうな材を選んで薪割り台に据えておいたために気持ちよく割れていたところが大きく、まんまと術中に嵌ったというのが真相なのです。

思いの外はかどった薪割り作業は、軽トラくん一杯の用材の七割方を処理したところで、急速に暮れ行く南牧村の夕暮れに阻まれて作業終了。

終了宣言が出されたときの子分格其の一氏の安堵の表情。
晩ご飯はさぞかし旨かったことだろうと思います。

ちなみに、子分格其の二氏は、第二子が奥様のお腹の中で臨月を迎えており、危うくこの度の「薪割り作業の難」を逃れることとなりましたが、次回も当然あるのです。
ホッと一安心は禁物なのです。

2009.11.21(土)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 5.0℃


おはようございます。
ここ南牧村は"さたでぇ~!"を迎えております。

昨朝の冷え込みは、けさにまで継続することはなく若干緩んでいますが、朝の気配はなかなかすっきりとした気持ちのよい朝となりました。

薪割りの衝撃は大変なもので、このところ両腕の肘が非常に痛みます。
今回の肘痛はかなり長く続いていますので、先日とうとうスポーツ整形のクリニックにいって参りました。

片道35分ほど掛かりますが、そのネーミングがなんとも印象的なクリニックは「コマネチ・クリニック」ではなくて「コマチ・クリニック」。

子供たちは当然「コマネチ・クリニック」と呼んで喜んでいるスポーツ整形なのです。

受付で問診があり、診察箇所の確認、過去の病気やアレルギーの有無などを書き込んで提出すると、問診表を受け取った看護師さんから『テニスですか?』の問いかけ。

『・・・・・。』

肘と書き込んである問診表からの質問だろうとは思うのですが、なんだか『薪割りで。』とは答えづらい雰囲気です。

嘘を言っても仕方がありませんから、一呼吸置いてから『いえ!薪割りが原因だと思います。』と答える私に、『あ~。ご商売ですか?』の追加質問。

『ご商売・・・?。薪割りでご商売というのがあるのか?』などと思いながらも丁寧に質問に答える私。

『いえ、自宅が薪のストーブなもので・・・。』



ということで、待合室の一角で待つこと延々と1時間以上。スポーツ整形を謳っているはずなのですが、周りはお年寄りばかりです。皆何かスポーツで故障しているとは思えません。やはり整形外科は混み合うものなのです。

あっという間の診察の結果は、やっぱり肘から手首にかけての筋肉の付け根付近の炎症と診断され、あっというまに帰されてしまい、あんなに待っていたのにという気分なのです。

おまけにテニスエルボーに効果抜群という保険のきかない冶具まで買わされてしまいました。
本当に効果があるんでしょうかね?
2009.11.20(金)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 1.5℃


ようやく明るくなってきたけさの南牧村上空には、まだ薄呆けた空色の中、アルプスの長女ハイジ?間違えました!アルプスの少女ハイジのなかにでもでてきそうな白く大きな雲の塊が、ゆっくりと北から南へと移動中。

いつもなら西から東というのがよく見る光景なのですが、けさはめずらしく北から南への移動です。なにか意味があるのでしょうか?

おはようございます。
けさは、また一段と冷え込みました。

今シーズン一番の朝の冷え込みを記録して、かたじ屋母屋前・薪小屋測候所ではプラスの1.5℃。
まだまだこれからなんですが、いよいよ冬の到来かと思わせるけさの冷え込みなのです。


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大変お世話になっている銘木問屋の社長さんと会うために、午後一の約束に間に合うように軽トラくんを駆って先を急ぐ私かたじ屋。

隣町・下仁田町から国道を一本外れた馬山(まやま)小学校前の交通量もさほどない道路を走行中のことでした。

前にも後ろにも1台の車も走っていないのんびりとした午後の時間帯。
昼食も十分に頂いての出発でしたので、なんだかのんびりドライブです。

前述の馬山小学校を通過、校庭には子供たちの姿はなく、どこもかしこもゆっくりとした時間を感じる道路上。

ハンドルを握る私の目の前に突然、校庭の境い目を示す緑の網フェンスの影から飛び出す人影。とっさにブレーキを踏む私は異様な光景を目にして、事態が把握できないまま停車。

視界に飛び込んできたのは、なにやら真っ赤な三角の布切れを両の手で広げ、険しい表情でフロントガラス越しに私を睨みつける中年のメガネ男性の姿。

いったいなんなんだ!
何が起こっているんだ!
一瞬の出来事に事態が飲み込めません。

数秒の間に、今起こっている状況を冷静に分析する私。よく見れば赤い三角の布切れには白で三角の縁どりがしてあり、縁どりされた中にはやはり白抜きの文字で「止まれ!」の文字。

よくよく見れば手にしているメガネをかけた中年男性は以前この村にいた駐在さんが好んで着ていた紺色の制服・制帽姿ではありませんか!

その瞬間頭に浮かんだのは、高崎署に連行された・・・もとい!移動となった例の元駐在さんが、仕事をサボって「ドッキリカメラ」よろしくとばかりに、イタズラをしに来たかっ!というものでしたが、よく見れば目の前で私を睨みつけ、通せんぼを仕掛けてきた中年男性は別人であると認識。

ではなぜに私を止めるのか?
それとなく肩から斜めに掛かっているはずのシートベルトを確認してみると、たしかに右肩口から斜めに掛かっているのが確認できます。

おもわず運転席側の窓を全開にして、ちょっと大げさな声色で怒鳴り声にも近いトーンで問いかけた私。

『どうしたんですか?なんかあったんですか?』

問いかけになぜかキョトンとした表情の警官。
まるで、『おまえ、何で止められたのか分かってないのか?』と言わんばかりの、すこし斜めに見下ろすような細い視線。

わざとらしいほどの冷静な口調で警官が口にしたのは、『お客さん!スピード超過ですね。取締り中です。』という、信じられないような内容だったのでした・・・・・。

あっ、一応そのときの警官のためにも言っておきますが、さすがに警官は私に向かって『お客さん!』とは言ってませんでした。訂正しておきます。




それにしても、ショッキングな出来事でした。
次回更新時には、晴れてゴールド免許を取得するはずだったのに『なんてこった・・・。』という感じです。

あんなところで制限速度40キロを守って走っている人なんかいるのかっ!と、方向違いの怒りに頭から湯気が出てきそうな昼下がりの出来事でした。

あ~あ・・・、いま思い出しても・・・。とにかく、制限速度は守りましょう!

あ~くやしい!
2009.11.19(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 3.0℃


けさも雲の多い空模様でスタートを切ったここ南牧村。
外気温は3℃ですから、もうちょっと空気が冷たく感じてもよさそうな気がしますが、玄関を出て感じる空気には、らしからぬ柔らかさがあり、まろみを感じるほどなのです。

かたじ屋前の農道二号線脇に立つ銀杏は、いよいよピークを迎え、あさから眩しいほどの明るい黄金色を放っています。これからはらはらと一枚また一枚、農道二号線を埋め尽くすように落葉することと思います。

前にも書いたかもしれませんが、この銀杏の木が広葉樹ではなく針葉樹に分類されていることをご存知でしょうか?

厳密に言えばじつのところ広葉樹にも針葉樹にも属さないという学説もありますが、わりと広く針葉樹説というのが知られているようなのです。

木質は大変やわらかく、針葉樹の代表格でもあるマツ系統の木質とよく似ているように感じます。ただしマツのような脂っけというのはほとんど無く、パサパサした質感で、薪としてはとっても不向きな材なのです。

加工材としてはよく知られているのが"まな板"。
雄株の銀杏で拵えられた大きなまな板は、日本料理店やお寿司屋さんで働く料理人たちの憧れの逸品となっているようなのです。

木工房かたじ屋で使用されているイチョウ材はおもに旋盤にセットされ、大きめのサラダボウルや木製の盛皿などの小物への加工に使用されるくらいでしょうかね。出来上がってみるとなかなかきれいな器が出来上がるものです。


ityou-bouru.jpg


あとは、お料理と盛り付け次第ですね。
2009.11.18(水)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 5.0℃


おはようございます。

ほぼ一日中降り続いた冷たい雨もようやく止んで、白い雲が忙しなく動き回るその隙間からは、青い空を覗き見ることができるけさの南牧村です。

風がときおり吹きぬけ、のびきった無精ひげをさすっていくたびに、ユニクロで購入したフリースのジャケットを羽織った私の肩が思わずすぼまります。

このフリースのジャケット、表はベージュのシックな色合いなのですが、裏は燃えるような赤、レッドとなっており、リバーシブルなのです!ときどきこっそりと裏返しては、つかの間のレッドを味わっている『赤はちょっと派手だからなぁ・・・。』と言いながらも赤が気になる私かたじ屋なのでした。


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『〇〇君がふんずけたぁ~!』と言っては、右手を差し出して泣き出す子。

『△△ちゃんとぶつかったぁ~!』と座り込んでシクシクシク。

『誰かが乗っかってきたぁ~!』と目を真っ赤に腫らす坊主頭の男の子。

『ころんだぁ~!』と膝を抱えて突っ伏す子。

『タイムって言ったのにオニが追いかけてきたぁ~!』と訴えてはポロポロと泣き出す子。




いやぁ、昨日の「あそび塾」はそこらじゅうで誰かしらが泣き出す大変な時間でありました。

月に一度、放課後の低学年生たちとの交流「あそび塾」は、生憎のそぼ降る雨のために急きょ体育館を利用しての開催となり、授業が終わった子供たちは会場となった体育館に文字通り"なだれ込んで"きます。

さあ緊張感を維持しなくてはなりません。

鉄砲玉のような子供たちが、いつ、どのタイミングで体当たりをかましてくるのかまったく予測がつきませんし、いつの間にか輪投げの輪が飛び交い、飛び道具にまで神経を配らなければなりません。

そこらじゅうを走り回る子供たちをなんとか集めて『おねがいしまぁ~す!』のあいさつ。(ひとまとめに集めるのも一苦労なのです。)

まずは体を暖めるために、準備運動代わりに「手つなぎオニ」。
『じゃぁ、まずは手つなぎオニからはじめよー!』と大きな声で子供たちに促す私。いっせいに『やったぁ~!』の声があれば『えぇ~!』の声もある中、急にシクシクと泣き出す男の子。

驚いて訳を聞いてみると、
『きょう・ボクね、足をひねっちゃって、いたくて・・・手つなぎオニが、で・ぎ・なぁ~~~い!』と、その場に泣き崩れるのです。

しかたなく、子供たちを緊急招集して事情を説明、やりたいけどできないと言うその子の為に特別ルールの適用を審議。無事に子供たちの了解を得て手つなぎオニがスタートです。

オニは私かたじ屋と元気な1年生男の子。そして私の背中には足を挫いた泣きっ面の子がおぶさっているという不思議な光景でのスタートとなったのでした。

特別ルールとは、私がその子をおんぶして参加するというもの。
ルールの適用が決まったとたん、泣いたカラスがなんとやらではありませんが、その子の嬉しそうなこと。

反対に泣き出しそうなのは私のほう。まだ低学年生とはいえ男の子一人を負ぶったままでの鬼ごっこはさすがにきつい!

それでも次々と逃げ回る子供たちを捕まえてはオニの数を増やし、増えたオニを細胞分裂のように2人づつで分けては挟み撃ちを仕掛け、またまた逃げ回る子供たちを追い詰めること14~15分だったでしょうか、最後に残った子供をオニ全員で取り囲んでオニの完全制覇を成し遂げることに成功したのでした。

小さな子供たちを前にふんぞり返る私。
大人気ない!とお叱りの声もあるかもしれませんが、鬼ごっこと言えども勝負の世界なのです。
が・は・は・は・は!

2009.11.17(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 5.5℃


そろそろ午前6時では母屋横の薪小屋測候所・寒暖計の目盛りを読み取ることが難しくなってきた南牧村。これからは冬時間での観測となりそうです。

けさ6時半での薪小屋前寒暖計の値は5.5℃ですが、動きのない空気に冷たさはあまり感じません。
なんとも薄暗さが残る空は一面のうす雲。今にも降りだしそうな気配です。


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日米合意、日米安全保障などなどのバランスや立場、政治的な配慮・思惑などにはまったく疎い私。

いま盛んに報道されている在日米軍のあり方や移設に関する報道を見るにつけ、至極単純なる私は戦後60年も経過してなおも国内に駐留している必要があるのかね?と感じてしまいます。

移設だとか代替地な~んて中途半端なことを言わずに、いっそのこと『長い間ご苦労様でした!』とねぎらって、出て行ってもらうのが一番よい方法だと常々感じています。

戦略的観点から重要な位置であるらしいと専門家が分析する沖縄県が、なぜにあそこまで犠牲を強いられなければならないのか全然理解できませんし、同じ日本の一地方県が国内に点在する米軍の7割以上を抱えていなければならないのかこれっぽっちも納得がいきません。

そこに住んでいる住民の方々の背負い続けてきた無力感や行き場のない怒りというのはいったい誰が受け止めるべきなのかと考えてしまいます。

専門家や知識のある人たちは、さまざまな要因を挙げ、その重要性や果たす役割を力説していますが、一般ピープルの視点から見るといい様に利用されている気がしてなりません。

都合よく利用して、利用されている日本は過剰なほどに擁護してその必要性を信じ込んでいるような気がします。

人を殺傷するがための武器なんぞ、世界中で『いっせーの・せっ!』の掛け声と共に、どぶに投げ捨てて使えないようにしてしまえばいいのです。持っているからその利用方法を模索してしまうのです。

いい大人が妄想のような話をしているようですが、世界中のごく普通に暮らしている多くの人たちはきっと、軍隊なんか存在しない、武器も存在しない社会を望んで妄想をめぐらしているのではないかと想像します。

軍隊や武器の置き場所をあれこれ探るよりも、置き場所に苦慮しなくてもよい方向、どぶに投げ込んでしまう算段をしてもらえないもんでしょうかね。
2009.11.16(月)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 5.0℃


月曜日の南牧村はちょっとさぶい朝となりました。

見上げれば・・・・上空にまだらの雲が薄く広がって、全体が同時にゆっくりと移動中です。ず~っと見上げていると、自分の体が動いていくような不思議な錯覚にとらわれる午前6:00のかたじ屋母屋前。

おはようございます。
けさはとくに思い浮かぶ話題も見つかりませんので、ご挨拶のみとさせていただきます。

う~ん、どうも最近キレがないのです・・・・。
2009.11.14(土)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 9.5℃


おはようございます。
けさは比較的暖かめの朝の気温、いまのところ雨はかすかな降りとなっていますが、予報はしっかりと雨マークということになっています。

あいにくの天候の中、今日はこれから搬入の作業となり、新潟県は三国の地までいってくることになっております。

早朝から用意がありますので、朝のごあいさつのみとさせていただきます。

よい週末を、お過ごしください。
2009.11.13(金)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 6.5℃


霧雨が舞うあいにくの天候。
現在、ここ南牧村は灰色の雲にすっぽりと包まれて、気温以上に肌寒さを感じる朝となっております。

今日は一日中気温も上がらず、さっぶい一日となりそうなのです。みなさん、あたたかい格好をしてお出かけください。

ということで、おはようございます。
今週も駆け抜けるように日が過ぎてゆき、気が付けば今ではすっかり死語となりつつある"華の金曜日"。

ほとんどの企業、中小の会社、公共機関ではもう当たり前のように週末休みの前の金曜日ということになります。

ちょいと以前では考えられないことに、今では建設・土木の関係会社でさえも土日休日というのは当たり前になりつつあるようですし、町場の工務店などもいまでは日曜と祝日はお休みが当たり前のようです。

私が修行中の小僧時代はと思い出しますと、東京・柴又の工務店でしたがその頃にはすでに日曜日は基本的にお休みとなっていましたね。私が小僧になるちょっと前までは月に2回だけしかお休みというのはなかったそうで、当時はよく兄弟子さんに聞かされたもんです。

ふつうよりもおそい弟子入りでしたので、とにかく仕事を覚えることに必死だったのを思い出します。年齢的にもギリギリだと意識していたんでしょうね。

修行は5年という決まりごとがありましたが、周りとおんなじことをやっていたら年齢のギャップが埋まらないことは明らかでしたので、仕事が上がったあと、毎晩のように居残りで刃物を研ぎ続けたものです。

『研ぎ物が一端にできるようになれば、仕事が分かるようになってくる。』という誰かの言葉を頼りにとにかく毎晩毎晩研いだものです。

自分の道具だけでは研ぐ物が足りなくなり、兄弟子に頼んで研がせてもらったり、いったん研ぎあがった刃物の刃先を潰してまた研いでみたりと、大して使ってもいないはずの鉋刃は弟子が明ける頃にはすっかりチビって年季の入った姿になっていたものです。

弟子入りして三年目あたりだったでしょうか。
その日もたしか居残りで研ぎ物をしていたような記憶がありますが、ふっと何の迷いもなく無理な加減もしていないのに、その頃にしてはなかなかよい研ぎができたときがあったのです。

今にして思えばあれが何かの会得だったような気がしますが、その日を境にしてあれほど得心の行かなかった研ぎが、それなりの得心の行く研ぎ上がりになるようになっていったのです。

不思議なもので、以前誰かが言った言葉の通り、まるで目の前の霞が晴れていくように、ひとつひとつの仕事がどんな風に絡んでいるのかとか、細部の納まりなどが見えるようになっていったのを思い出します。



いまでは、こんな手道具をあまり必要としない仕事と当然道具をつくることができない若い職人が増えているように聞きます。

研ぎ物ができない職人とは・・・・ちょっと考えられないですね。これも時代でしょうか。
2009.11.12(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 8.5℃


夜明け前の空にはやや細めの下弦の月が、まだ煌々とかたじ屋正面・南の空にひかるのが目に入ります。薄暗い空には雲の気配は少なく、西の空に大きな塊がゆっくりと動くばかり。

やや!もしかして・・・今日はいい天気になるのかな?

もしやと思いながら、某ヤフーサイトの天気予報・ピンポイント予報で当地南牧村を確認してみると、湿度はさすがに高いものの、ずらりと晴れマークが並ぶ予報となっておりました。



おはようございます。
この数日は、お天気が下り気味だったこともありまして、湿度があり、朝の気温はそれほど冷えることはなく、なんだか拍子抜けしそうな朝の気配なのです。

それでも、一度味わってしまった火のぬくもりは忘れがたく、もはや朝の薪ストーブ無しではこの時間をやり過ごすことができなくなってきてしまいました。そんな季節になってきているんですね~。

目の前にニョキッと立っていながら、このところ気にもしていなかったつがいの銀杏。ハッとするほど色付いて、そのほとんどの葉っぱが黄金色に輝いていることに気が付いた昨日。

雨に濡れる黄金色の銀杏の立ち姿というのは、なかなか絵になるもんです。

娘たちがまだ小さかったころ(次女真子はいまだに小さい!最近まで私の胸ポケットに入るくらい・・・というのは冗談です。)寒風が吹き抜ける中、農道二号線上に浅く積もる銀杏の葉を掻き集めては空に向かって放り投げ、キャッキャ・キャッキャとはしゃいでいたのを思い出します。

山の彩りは、かつての「街なか」磐戸宿の周辺にまで降りてきて、雑木林のこんもりとした山肌を色とりどりに飾りつけてくれ、目を移すたびになんだかうれしくなるものです。

きっとその昔は、目に映る山並みのほとんどがこの季節になると、今見えている一部のこんもりとした雑木林だらけの風景だったんだろうなぁ・・・・と考えると無性に見てみたくなります。

振り向いても、ぐるりと一回転しても、左を見ても右を見ても、晩秋の彩が冬を前にしてシーズン最後の輝きを見せていたことを想像するとなんともいえない高揚を感じてしまいます。(かるく洒落てみました。わっかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~。)

いっそのこと、現在の山並みの大半を占める杉たちも、紅葉することを覚えてみたらとも考えます。なにも常緑の針葉樹であるという分類分けにとらわれることもないと思うのです。

いつも言うように、杉たちだってみんなが同じである必要はないと思うのですがいかがなものでしょう?
なかには「変わり杉」なんて呼ばれる変種が存在してもいいのではないでしょうか。

全部とはいいませんから杉山のところどころに、雑緑の針葉樹「変わり杉」が生育し、今頃の季節には黄色や橙色、燃えるような赤にその姿を染めるなんていうのも楽しいような気がします。

そのうち周りの緑色の染色体しか持っていない杉たちも影響を受けることは必至。年を追うごとに自己主張することを覚え、毎年毎年晩秋の頃になると競うようにして山を染め上げるなんていうのもいいもんだと、すっかり妄想に駆られる私でした。

日の出前の空気に比べると、すっかり明るくなってきたこの時間のほうが外の空気に冷たさを感じるのは気のせいなんでしょうか?
2009.11.11(水)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 8.0℃


俗に言うところの"ぞろ目"それも"ピンゾロ"。
英語で言うところの"スネーク・アイズ"(英語といってもスペルが書けません!)

そんな11月11日にはやけにたくさんの記念日があるのです。

なかにはなるほど納得の記念日もあれば、かなり強引にねじ込んできた感が否めないような苦笑してしまう記念日もあり、結構面白いものです。

      • 世界平和記念日・・・第一次大戦終戦記念の日

      • 靴下の日・・・11と11でペアになるという理由らしい。う~ん!

      • 鮭の日・・・「鮭」という漢字、「魚へん」の隣「つくり」の部分をよ~く見ると十一・十一となっていることから鮭の町新潟県村上市が制定。(まあまあ許せる。)

      • 西陣の日・・・いまから530年ほど前、かの有名な「応仁の乱」が終わりを告げ、京のまちに平和が訪れ、散りじりになっていた織り手たちが戻り、西陣界隈で機織の機音が戻るようになったとのこと。(な~るほどね!)

      • もやしの日・・・「1111」という数字の並びがもやしの姿に見えるから。(????まあたしかに見えないこともないけど・・・。)

      • 煙突の日・・・「1111」の形が煙突が並んでいる様子にみえるから。(もやしのまねか?)

      • きりたんぽの日・・・秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定。なんとなく予想がつくとは思いますが・・・・。やっぱり、「1111」の様子がきりたんぽを囲炉裏端に立てて焼いている様子に似ているからだそうです。(余談ですがこの鹿角市が私が少年時代を過ごした盆地なのです。)

とまあ、これ以外にもまだまだありましたが、上のほうから順番にいくつか載せて見ました。
かなり強引な記念日もありますし、由緒ある記念日もあるものです。



おそくなりましたが、おはようございます!

南牧村は雨の朝となっております。あたりはすっかり霧というかモヤというか白い水蒸気の集まりに包まれ、昨夜から降り始めた雨がしっかりとした雨足で降り続いています。

どうやら今日は一日降り続きそうです。

今週末に搬入予定の大きな大きなキャビネットが、かたじ屋作業場を占拠。
建具の調整も終わりあとは依頼主のもとに届けるばかりとなっております。

搬入前の大きな湿度の変化がちょっと心配ではありますが、十分に乾燥した使用材ホンザクラは乾燥・加工後の狂いが本当に少ない材種ですから、まあ大丈夫でしょ!

それでは本日はこれにて!
2009.11.10(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 8.0℃


おはようございます。

けさも南牧村は曇り気味の鈍い朝の気配となりました。
なんだかお天気は下り坂なのでしょうか?空気中に重量感を感じる朝です。

『いってきまぁ~す!』の掛け声を残して、玄関の引き戸を開けて出て行った長女愛子。

間もなく出て行ったはずの長女愛子がどかどかと家の中に・・・・。

ひとりでニタニタしながら上がり込む様子を見ながら、『どうしたの?』とは家内の言葉。

なおもニタニタしながらの返事は『学校のカバン背負っていくの忘れてた!』でした。
・・・・・・あほっ!

『忘れ物ないね』の問いかけに、たしかに先ほど元気な声で『うん!』と返事をして出て行ったはずなのに、学校で必要な教科書やノートなど一切が詰まっている学校指定の通学カバンを背負っていないことに気が付いていないまま出て行ってしまうとは本当に我が娘ながら『アホっ!』としか言いようが無いのです。

あのまま気が付かないで学校まで行ったら拍手してあげたいところですが、今回は自転車にまたがって気が付いたようですから、めでたしめでたしと言うところでしょうか。


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この地域では「おてんま」という言葉で表現されている地域ボランティア。

村をあげての規模で年に数回ほど、河川の清掃であったり一般道路の清掃であったり、冬を前にして水量が減る河川のところどころに火災時の水利確保を目的としての「川止め作業」なんていうのもありまして、来る15日・日曜日の朝にはこの川止め作業が予定されているのです。

作業の内容としては、私の所属する地区の場合、目の前の南牧川対岸にあるポンプ道と呼ばれている川原へと降りていく急勾配のコンクリート坂下の付近に、有事の水利確保のために川原の石で堰のような部分を積み上げて作っていき、十分に水量を確保できるように水深のあるスペースを作り上げるというものなのです。

このような作業ともなればなおさら、そのほとんどが高齢者のこの地域、参加する意思はあっても、もはや体の自由が利かないという方も存在しますので、当然不参加ということになります。

この「おてんま」と呼ばれるボランティアでの作業には、"不参金"と称する徴収金の制度が暗黙の制度というかたちで根付いており、移住当初はボランティアでの作業なのになぜお金を取られるのか?大変に不可解と感じていたものです。

まあ、かたちとしては決まりではないと説明はしてくれますし、あくまでも参加できない側の意思というお話ではありましたが、実態はやはり「参加できなければ払うもの」という性質のもののように感じさせられたものでした。

参加して協力している人たちとそうではない人たちとの不平等感を少しでも埋めるためだろうとは思いますが、なんともイヤ印象を受けるものです。

自分たちの住む村のそれぞれの地区でのことですから、出られる場合には参加すればよいだけのことで、あくまでもボランティアでのことですので、用がある人は参加できないというのが通用していいはずなんですけどね。

これからますます高齢者の度合いも高くなり、出る気持ちはあっても参加できないというケースは増えることだろうと思いますので、こうした地域ごとの「おてんま」そのものさえ成り立たなくなることもこの先には考えられます。

もはや、地域で不参金を盾に参加者を確保するなんていうレベルではどうにもなりません。村として毎年繰り返している恒例行事を見直すべき事柄となるのだろうと思います。

どうも個人的には懲罰金のような印象があり、この不参金というのはよい印象がありません。あくまでも私個人の感想ですが、さすがに好印象を持っている住民というのもいないものかもしれませんがね。

2009.11.09(月)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 7.0℃


週明けの月曜日、南牧村は少し曇り気味の空模様となりました。

あまり輪郭のはっきりとしない筋状の雲が東から西の方角に幾重にも重なるようにのびて、雲の波のように空を覆っています。うす青い空は少しだけ・・・です。

おはようございます。
けさの我が家のこぐまくん、左耳の下にペタリと"冷えピタ"を貼り付けた姿で二階雑魚寝の間から登場です。

昨夜、といっても日付の変わった本日の未明。
『シクシク・シクシク』とすすり泣く声に目が覚め、すすり泣く方向に目をやると、我が家のこぐまくんが上半身を半分だけ起こして時折『痛い・・・。』と声をあげながらすすり泣いていたのです。

ほとんど同時に気が付いた家内が様子を確認すると、どうやら耳の下が痛いと訴えている様子。

慌てて薄明かりの中、こぐまくんのほっぺから耳の下付近をさすってみると、見事なまでにぷっくりと晴れ上がり、いかにも痛そうです。

はじめのうちは夢でも見てすすり泣いていたのかと思いましたが、どうやら現実の痛みに刺激されていたせいだったのです。こらえるようにすすり泣くこぐまくん、我が家の子供たちが何度もなっている耳下腺の炎症らしい症状なのです。

とりあえずは、できることといえば晴れ上がっている患部を冷やしてあげることぐらいですので、急いで一階から冷却ジェルの"冷えピタ"持ってきた家内と受け取る私。

"冷えピタ"の透明フィルムを剥がして腫れ上がる耳の下にペタリと貼って応急手当は終了です。

冷たく冷やされて、少しは楽になったのかその後は黙って布団にもぐりこみ、うつ伏せて反対側の頬を下にして目を閉じていくこぐまくん。

時折無意識に下になっている頬を入れ替えるように寝返りをしては『痛い!』と呟きながら再び腫れていない右側の頬を下にして目をつぶるを繰り返しながらも、寝息をたてて今朝を迎えたということになりました。

なんとも痛々しいほどに腫れあがった左耳の下。

思い出せば我が家の上二人の娘たちも、小さい頃は頻繁にこの耳下腺炎を起こしていましたねぇ。一応、「おたふく」の可能性も考えられないことはありませんので、朝一番で隣町のクリニックで診てもらうこととします。こぐまくんだけは「おたふく」をやってませんから念のために。
2009.11.07(土)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 7.0℃


AM5:30。
外はまだ薄暗い、というよりも暗いほどのこの時期。

AM6:00近くなってきてもまだ薄暗く、薪小屋測候所・寒暖計の赤い液柱の指す細かな目盛りを読み取ることは難しくなってきています。

この薄暗い環境の中、意外なほどにかたじ屋前農道二号線は人・人・人で込み合っているのです。(注1)次々と現れては通り過ぎていくウォーキングの方々。

歩くテンポは昼間の年配者や夕方のお散歩族の歩みとは明らかに違いを感じる速いテンポ。

スタッ・スタッ・スタッと小気味よいテンポを保ちながら、肘を90度に折り曲げて大きく振りながら歩く人、意識してなのか後ろ手に手のひらを組んだまま歩く人。

この時間帯に通り過ぎていく人たちの歩き方にはひしひしと健康に対する意識が感じられ、皆黙々と通り過ぎて行きます。

そのひたすらに歩を進める姿には、なんだか声も掛け辛いほどの殻を感じさせる人もいれば、どちらとも無く気軽に朝のあいさつを交わせる方もいるもので、早朝のかたじ屋前農道二号線上にはそれぞれの模様が行き交っているのです。

そんなことをボーっと思いながら農道へ降りていくと、作業場横の草むらからサーッと高速の物体が視界を横切り、それは農道二号線のアスファルトすれすれの高さを高速移動のまま、ガードレールの下をくぐりぬけようとしたのです。

その姿を目で追った私の脳みそは、高速移動して行った物体が鳥であることを認識、そしてその個体数は二羽であることも認識。

まさにガードレールのしたの空間を潜り抜けようとしたその瞬間でした。

その鳥たちは相次いで何かにぶつかるようにしてアスファルト上に転がり羽根をバタつかせたのです。

『いったい何があったの?WHY?』という鳥たちの声が聞こえたような気がした次の瞬間、鳥たちは体勢を整えて再びガードレールの下を潜り抜けようと飛び立ったのですがまたしても何かにぶつかったように逆さまに転落、一羽に至っては網にでも絡まってしまったかのようにガードレールしたの空間にぶら下がり状態でバタバタバタバタ。

そうなんです!網なのです!
かたじ屋前農道二号線のガードレール下の空間には、およそ50メートルに渡って獣よけの網が張られていたのです。

それは獣のためにではなく、子供たちのボール遊び対策として、頻繁に転がり落ちてしまうボールの行方を農道上で阻止するがために取り付けられたものだったのです。

まさかあの高さを飛行して、鳥たちが激突するとは考えてもいませんでしたので驚きましたが、あの二羽の鳥たちも相当頭の回転が鈍いようで、ぶつかっては転げ落ち、体勢を整えては飛び立ち、また網に絡まりを延々と繰り返しながら場所を移動。

チョンチョンと三歩ほど後ずさりしては不思議そうに首をかしげ、なおも網に向かって突進なのです。

かれこれ20回ほどぶつかっては転げ落ちを繰り返した末に、ようやくガードレールの上を越えていけばよいことに気が付いた鳥たちはあっという間に消えていきましたが、なんとも歯がゆい思いで見つめていた私には『もうすこし早くに気が付けよっ!』という軽い苛立ちさえ残る朝の光景でありました。

まあ、あんなところに網を張ってる私が悪いんですけどね。



注1:文中の「込み合っている」という定義は、ここでは南牧村・農道二号線を特定した定義となりますので、それ以外の道路事情を表現したものではありません。実際に通ってみれば分か   りますが、農道二号線はなんと!途中でプツリと途切れて30メートルほどの区間が草ぼう   ぼうの荒地のまま、その先にまた何事もなかったかのようにアスファルトの農道二号線がす   ぐ先の県道とつながっているという世にも奇妙な状態のままなのです。

そのために基本的には車両の通り抜けはできませんので、極端に交通量が少なく、人も車   もたまにしか通らないことになっております。

2009.11.06(金)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 4.5℃


いつもの暦のページを覗いて『あ~・・・。』とため息です。
暦の上では明日からはれっきとした冬の入り、立冬なんですねぇ~。

(プチダジャレを交えてみましたがお気付きになられたでしょうか?   "暦の上ではれっきとした・・・" れっきとした・・・ 暦とした・・・・。 わっかるかなぁ~!)

おはようございます。
ここ南牧村は、けさも薄水色の空に覆われて、北よりの西空、角度の低い位置にはまだ白く輝く月が下弦気味の姿を残しているのが目に張ります。きょうはまたまた秋晴れの澄んだ一日となりそうです。

この数日の冷え込みを受けて、このあたりの落葉樹もそろそろと枝先の葉を黄色く染め始めて、大急ぎで冬支度、この先は慌しく変化して行くのかもしれません。

同じ南牧村にありながら、地元の方が言う「街なか」と村の最深部のあたりとでは、ずいぶんと季節の進み具合が違うもんです。   山はいま、見事な落葉前の装い、お時間の許す方は是非南牧村の奥地へとドライブしてみてはいかがでしょうか。



本日長女の愛子が在籍する地元中学校では、秋の山道を文字通り「遠足」なのだそうで、お弁当を持って名刹・黒瀧山不動寺までの道程を、深まる秋を感じつつハイキング。

本当に良い天気になりそうですから、きょうは気持ちが良いでしょうね。
きっと山の風景は疲れを忘れさせるほどに美しいことと思いますが、中学生たちが果たしてそこまで感慨を得ながら歩いているかどうかは分かりかねます。

どうせ『づかれだぁ~~~。』なんて言いながら、ドサッと荷物を放り投げて帰ってくるのが関の山。紅葉がどうのとか、山がきれいだったなんて話は出てこないのかもしれません。

不動寺では座禅の修行タイムも用意されているそうで、フーフー言って登りきった先には座禅が待っているとは、なかなかハードなスケジュールなのです。

まあ、最近身長も態度もでかくなってきている長女愛子には、ちょうど良いくらいだと声を小にして思っている私なのです。

最近では、娘にまで叱られて小さくなっている私のたった一つの我城、作業場に下りていく時間のようです。それでは。
2009.11.05(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 3.5℃


天気予報では昨日に比べて今日は、寒さもずいぶんとやわらぐということだったのですが、けさの南牧村はそれでもそれなりに寒い朝となりました。

さすがに愛車ルシーダ君にカリカリの霜が張り付くことはありませんが、まだ寒さに体が慣れていないせいか十分に寒く感じます。もう少し続けば体も慣れてくるんですけどね。


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きのうかたじ屋前農道二号線を100メートルほど上流側に向かったところにある山の水汲み場にバケツ一杯の水を汲みにいったもどり道。

暑かりしころから構築され、見事にそして巨大に膨れ上がっていたスズメバチの巣に異変を発見!たしか一週間ほど前まではメインの出入り口以外に三箇所ほど、勝手口や裏口のような通用口があったはずなのですが見当たりません。

『あれっ・・・?』という感じで、恐る恐るガードレールから身を乗り出すようにして確認してみましたがやっぱりありません。

あんなに活発に出入りしていたスズメバチたちの行動も鳴りを潜めたように、間をおいて1匹、また間を置いて一匹という風に大変静かな動きなのです。

この寒さを予感していたのか、三箇所ほどあった通用口の穴があった辺りは、まったくそれと分からないほど周りのまだらな模様と同じように規則的なうろこ状の壁が出来上がっていて、つい数日前まで通用口があったとは思えないほどの仕上がり具合です。

すごい習性なのです。

だれに教わるわけでもないはずなのですが、きっと『寒くなるから今日中に穴を塞いでおかなくちゃ!』と、本能的に行動しているのだろうと思います。

あんなに苦労して、築城し、近所に住むかたじ屋という不精ひげのアラウンド45からの度重なる殺虫剤攻撃や、投石攻撃、果てはガキのようなパチンコによる小石攻撃にも屈することなく完成された巣なのですが、この冬にはこの巣を手放していくことになるのですから、不思議な行動をするものです。

どうして、2年とか3年とか使うことをしないのか非常に疑問を感じます。

冬となり、本当にあの巣からスズメバチたちがいなくなったことが確認できたら、どうしてもあの蜂の巣を解体してみたいと思っています。なかはどんな風になっているのか、とっても興味があるのです。どんな構造で築城されていったのかを見て見たいのです。

それにしても、出て行ったスズメバチたちは冬の間どこへ行っちゃうんでしょうかね?
2009.11.04(水)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 0.0℃


いやはや、本格的にさぶい朝です。
南牧村は昨日に引き続き、2日連続での今季最低気温更新!

けさはかたじ屋母屋横の薪小屋測候所にて、零度を記録いたしました。

当然かたじ屋母屋で唯一つの暖房装置、PICAN社製薪ストーブはフル稼働。ストーブ前の掘りスペースは大変な混雑となって、良い場所とりで無言のせめぎ合いが繰り広げられます。

おはようございます。
空は晴れ渡り、晴天の予感をさせる晩秋の南牧村から朝のごあいさつです。


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数日前、泊りがけで遊びに来ていた友人一家と、南牧村の探検を兼ねて村の最深部の集落を巡り、長野県との県境を越えて、その昔は往来の人々が往き来した峠道をドライブ。

山の紅葉は盛りを迎えて、奥へ奥へと進むに連れ艶やかな色彩が山を覆い、車内からは『うひょ~!』『すご~い!』の歓声が上がります。

助手席に陣取る友人はご自慢の高級カメラを握りしめ、これは!というシーンに出くわすたびに停車の命令。指示に従ってその場に停車する私に『あっ、もうちょっとバックしてくれる。』と言ったかと思えば『少しだけ前に出して!』・・・・なのです。

まるで私をアシスタントか何かと思い込んでいるのか、カメラを手にした友人は人が変わったように撮影をすることしか頭にないご様子。



黄色い落葉松の林が目立つようになるとやがて峠道は頂上付近。
長野県側に下り始めるとその景色は明らかに群馬県側とは違っていることに気が付きます。

頂上付近にたどり着くまでの間、あれほど続いていた九十九折の峠道も、下り始めると拍子抜けするほどにカーブが少なく、緩やかに回り込むようになり、生育している木木たちにもどこかの高原地のような変化を感じます。

山を越えるとこんなにも自然の環境が変化していくものなのだと不思議を感じる下り道。
友人いわく、日本の山の生態系の原点のような生育を見ることができた!らしいドライブとなりました。



帰り道となった佐久インターからの高速道路。
途中のサービスエリア横川での両手にぶら下げてきた袋一杯の「峠の釜めし」買占めの行動には、大好きなおやつを抱え込んで独り占めする子供の姿がダブって見えてしまったのは私だけではなかっただろうと思います。

毎年恒例となっている、友人一家との晩秋のひとときは、まさにあっという間に過ぎてゆき、気兼ねなく物言いをさせてくれる間柄に、あらためて嬉しさを感じる時間となりました。

また来年、子供さんたちの更なる成長が楽しみなのです。
2009.11.03(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 1.5℃


おはようございます。
全国的に「文化の日」と称される国民の祝日の朝。

南牧村はいきなりの外気温1.5℃を記録して、表で待機している愛車ルシーダくんの車体にはカリカリとした霜が張り付き、頬を刺す冷たい空気が冬の朝のような気配を感じます。

上空には高く真っ青な空が広がっている南牧村から、朝のごあいさつでした。
2009.11.02(月)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 9.5℃


おはようございます。
本日、来客中につきこらむはお休みといたします。あしからず、ご了承下さい。

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