2010.01.14(木)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 -3.5℃
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 -3.5℃
今朝はやや冷え込みましたが、山梨県は富士山麓・山中湖村の比ではないようです。
昨晩の山中湖村ホテル・フジヤマ周辺の外気温はマイナス15℃だそうです。一体どんなところなんでしょうか?まるでシベリアです。
山中湖村に比べれば可愛いような冷え込みとなった南牧村は朝の気温マイナス3℃。うす雲が広い範囲に広がって、明けぼけた空の色なのか、うす雲の色なのか見分けがつかないでいるけさ。
おはようございます。
絶え間なく細い水量で流れ落ちる水で、池面は常に動いているはずなのですが、けさは凍り付いています。
なにもかもがジッと動きを止めてこらえている季節。
ただひたすらこの時期をやり過ごそうとしているんでしょうね。
ここかたじ屋から目に映る木木たちは、そのほとんどが葉を落とし、あるいは常緑の木木たちは青青とした葉を広げながらも活動自体は停止しているように見えます。
風に吹かれればなすがまま、雪に降られれば黙って被り、だるまさんこ~ろんだ!で動きを止めているようにも見えます。もしかしたら、私が視線をそらした隙にかゆい所をポリポリ掻いているなんてことはないんでしょうか?案外、ありえるかもしれません。
先日、農道二号線脇に育っている胡桃の木を、一本切ってもらえないだろうかと頼まれた私かたじ屋。
『お安いご用でさっ、だんな!』ってな具合で、さっそく愛用のチェーンソーを片手に土手側に降りてゆきます。
径にして9寸丸位でしょうか。
なんでも胡桃の木は、なめこだったか、なにかのきのこ類を種付けするのにいいのだそうで、土手から飛び出して川原の上に広がった枝枝を、川原に落とさないように切ってほしいということでしたので、ロープで枝先を結わえ付け、滑車をガードレールの柱に取り付けて農道側に引っ張りながらの伐採です。
張り出した枝先に結わえ付けたロープ。
胡桃の木によじ登り、太く張り出した枝伝いに猿のように上へと移動する私。眼下には土手の地面は無く切り立った崖のそのまた先、はるか下方に川原の石ころたちが見えているだけ。
さすがにちょっと怖くなってきます。
このまま枝が折れちゃったら・・・。とか、手が滑ったりなんかしたら・・・。
よからぬ想像をしてしまい、思わず雑念を振り払うように頭を振ります。
まあなんとか震える手足を押さえつけながらの高所作業となりましたが、無事にロープを結わえ付けて地上に生還。
さっそく滑車に通して、ロープを頼みに来たおじさんに力の限り引っ張ってもらいながら9寸丸の幹にチェーンソーを入れていきます。
なにもかもが枯れて、動きを止めている季節。
当然木木たちも仮死状態かと思っていたのですが、どっこいその内部では脈々と生命の営みが続けられていたのです。
幹に倒したい方向への受け口を作ってみると、なにやらじんわりと水が染み出してきたのです。気にせず受け口の反対側から追い口を切るとその水の量がどんどん増えてくるのです。
なんだかよく分からないけど・・・・すごい!
まさに今、命ある胡桃の木を切ったのだ!というなんともいえない罪悪感に似た感情が胸の中にゆっくりと湧き上がり、『さぞかし痛かっただろうなぁ・・・・すまん。』と心の中で呟いたとき、9寸丸の胡桃の幹は予定通りの方向にビシビシビシという音と共にゆっくりと倒れ、川原への落下はなんとか避けることができたのでした。
その切り倒された幹の小口から、そして切り株の小口からは噴出すが如く水が流れ出てくるではありませんか!驚きなのです。
今まで何度と無なく生木を伐採したことはありますが、これほどまでに水が噴出したことはありませんでした。滴り落ちる程度か、ジワァ~と染み出す程度でしたからその勢いに驚いてしまったのです。
あんなにも水を吸い上げて、蓄えていたんだなぁとおもうと、なんとも申し訳ないような複雑な気分なのです。幸いにもひとつの根元から股別れした一方だけの伐採でしたので、もう一方は残してあり、きっとこの季節を過ごして暖かくなったら、またいつものように大きな葉を広げ、花を咲かせ、たわわにぶら下がる実をつけてくれる事だろうと思います。
それにしても、木はすごいのです。

どらごんどの
これは・・・・『へそまがりとうげ』と読むのか、『にじゅうまがりとうげ』と読むのか・・・・。う~む、読めない。
T.W.Benどの
『さっさん』と『さるさん』の違いは敏感に聞き分けます。本能とでもいいましょうか、その種の冷やかしには鋭く反応をしてしまうのです。
やまねこどの
ブナの森は天然のダムなんて例えられるくらい、保水力があるのだそうです。自然の力というのはすごいもんです。
午後2時過ぎ、富士北麓の絶景ポイント『二十曲がり峠』へ行って来ました。気温は-3℃。これが今日の最高気温です。
しかし、明日の最高気温は+13℃の予報。
なんなんだ、この30℃近い気温差は…。
標高が低く暖かい都会に住む方は-15℃と言えば極寒と感じるでしょうね。
確かに寒い。
でも、20年くらい前は-20℃でも驚きませんでしたよ。
暖かくなったものです。
しかし、こう生ぬるい冬だと富士山が綺麗に見えないのです!
寒ければ寒いほど富士山は美しく輝く。
ダイヤモンドダストも半端な寒さじゃ見れないしね。
澄み切って張り詰めた空気を朝の太陽が照らす時、特別な風景が目の前に広がるのです。
日本の首都東京からたった1時間半の大自然。
世界中の国々を探してもそんな素晴らしい条件を持った首都は日本にしか存在しないのです。
木を切る時、ちゃんと山の神に挨拶したかい?
今度遊びに行ったら、“さるさん”って呼んでみよっと!
早口で言えば同じ発音だから、何も気付かずに返事してくれるんでしょうね、“ウッキー”って・・・!?
自宅PCはリカバリーが必要らしく、活動停止中・・・(泣)。
<ゴーゴーと鳴るブナの大木の幹から出る轟音>
15年以上前になるかな、子供を連れて東京奥多摩の都民の森という所に遊びに行った。森の奥は大きなブナ林となっておりその中に整備された遊歩道が続いていた。その道を歩くと「ゴーゴー」と音が聞こえた。ふとブナの幹に耳を当てると、はたしてその音だった。下へ降りて管理事務所でこの話をしたところ『それは樹の幹の中を流れる水の音ですよ』と言っていた。「すごいなあ樹は。大量の水を地中から絶え間なく吸い上げているのだ」と思った。
大自然と植物のすごさを感じたやまねこ