2010.01.26(火) 野晒し椚石の出世物語

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2010.01.26(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 -1.0℃


昨晩の月は、上弦の弦がふくらみを増した蒼白き月となりました。
煌々と照らされた地上では、あらゆるものがしっかりとした影を見せて、静まり返っていたのを見たでしょうか?   ちょっと一服、玄関を出た私は目撃しました!

けさの南牧村は、白ぼけた上空に雲らしき影を見ることはありません。おそらく日中は真っ青な空色に覆い尽くされるのではないかと推測します。

さて、おはようございます!
今日も体調万全、やや理想体重をオーバーしてはいますが好調を維持している私かたじ屋。

・・・・すみません!つい、うそを書いてしまいました。「やや」というのはあきらかな嘘でした。正直に書きますと・・・。
「今日も体調万全、かなり理想体重をオーバーしてはいますが好調を維持している私かたじ屋。」となります。お詫びして訂正させていただきました。





我が家がこの地に来たときから、庭先の片隅で放置され、傾いたまま野晒しにされ、溜まる雨水は濁り、舞い込む枯葉は何年にも渡って重なってすっかり土となっていた円形の刳りぬき椚石。

寸法は高さ1尺3寸(およそ400ミリ)、円の直径1尺8寸(およそ550ミリ)、刳り抜かれた内寸直径は1尺2寸9分(およそ390ミリ)。

形状としては臼の形を想像していただければよいかと思います。

聞くところによれば、その昔昔、雨水を溜め込んで金魚なんぞを飼っていたらしいという刳り抜きの椚石。

我が家の住人にも振り向かれることなく、庭先の片隅でひたすら野晒しに耐えていたのですが、昨日午前中を持って、かたじ屋母屋内「ピアノの間」御用達の手あぶりの火鉢として大出世を果たしたのでした。



以前からこの刳り抜きの椚石の存在には気が付いていたのですが、なにせ薄汚れて苔生していましたし、ちょっと動かした感触としてとてつもなく重いことを感じ取っていましたので、なかなか利用してみようという気が起こらなかったのです。

玄関土間に鎮座する、やはり刳り抜きの角椚石には、この時期午前中は熾き火がくべられ、冷え冷えとした広い土間空間を柔らかく暖めてくれていたのですが、やはり冷え冷えとした「ピアノの間」にはな~んにも無いのです。

そんな時私の脳裏に浮かんできたのが、あの薄汚れて野晒しとなっていた円形の刳り抜き椚石でした。



昨日の午前中、こなさなくてはならないデスクワークを片付け、請求書、見積書等々をクライアントに届けてから、お昼までに少々残る時間を利用して、例の円形の刳り抜き椚石を庭先の隅っこからゴロゴロゴロゴロ転がして引っ張り出し、何十年にも渡ってこびりついた汚れ、苔、泥をきれいさっぱりに洗い落としたのです。

よく晴れた一日でしたので、お昼休みの間ゴロンと転がしたまま乾かしておくだけで、午後一にはすっかり乾き、家内と2人で目的の場所「ピアノの間」に向かっていざ出発!です。

距離にしてわずか20メートルほどの距離でしたが、これがなかなか大変なのです。とにかく思い!間違えました変換ミスです。「とにかく重い!」でした。

家内と2人で抱えてもとても持ち上がるような代物ではありません。

考えた末のアイデアは、搬入の再に製品の養生をするためにとってある毛布。この毛布を床に敷きその上になんとか転がして乗せてから2人で引っ張って移動という案だったのですが、これが思いの外楽チンなのです。

ずるずる引っ張っていっても床を傷つけることもありませんでしたし、毛布は床の上をよく滑るのです。なんなく目的地「ピアノの間」に到着し、あれやこれやと配置を検討です。

『もうちょっと手前にしてみようか。』

『ウ~~~ン・・・・。』

『まわりにこうやって椅子を並べてみたら?』

『なんかちがうなぁ・・・。』

『縁側に置いてみよっか!』

『ヨイショ・ヨイショ。どうかな?こんな感じで。』

『・・・・・・(ふたりそろって)いいねぇ~!』

ということで、鎮座する位置も決まり、晴れて篩いにかけられた白い灰を敷き詰められて終了となりました。

今朝はさっそく、薪ストーブで出来上がった出来立てホヤホヤの熾き火を入れてもらい、なんだか嬉しそうな刳り抜きの丸椚石。長い間の不遇を恨むことなく、これからの椚石人生を活躍していって欲しいものです。

家の中の手あぶり火鉢っていいもんです。満足・満足!

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やまねこどの

日々学ぶこと多かりし。ですね。

<椚石の過去>
手あぶり火鉢に変身した刳り抜きの椚石。大出世だと思うよ。彼の前世、過去は金魚鉢との御説であるがそうではあるまい。貴兄宅も新築住宅ではない、昔タイプの家屋なので昔の様にトイレは屋外にあったと思う。恐らくこの刳り抜き石には水を張り「手水鉢」として使われていたのだろう。ところでこの「椚石」というのは当地の昔からの特産らしいね。そう言えば大塩沢の途中にクヌギ石材という会社の看板の建屋があった。それから木片に門と書いて「くぬぎ」と読むんだね。漢和辞典で知りました。
      TVクイズの漢字問題に弱いやまねこ

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このページは、katajiyaが2010年1月26日 06:37に書いたブログ記事です。

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