2010.04.30(金)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 4.0℃
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 4.0℃
今朝も早くから朝日が射しこみ、東側を向くように停められている愛車ルシーダ君の後ろには長くくっきりとした黒い影。
手をかざして、日ざしを避けるようにして見上げる上空にはかすかに霞がかかり、その向こうには鮮やかな空色が広がっている今朝の南牧村。そろそろお天気も安定期に入っていく時期となりました。
おはようございます。
けさもすんばらしく晴れやかな空模様、気持ちまで晴れ晴れしてくる春の朝です。いたるところで淡い緑が萌えはじめ、山がざわめいております。
なんだか私もザワザワと、やけに落ち着かなくなってしまいます。温かくなって来るとなんかこう・・・野性の血がざわめきだすといいますか、無性に走り出したくなってくるのは私だけなんでしょうか。
数日前、長女愛子の通う中学校では、担任の教師による家庭訪問が行われ、我が家にもまだ若い赴任したての教師がやってまいりました。
私も途中から顔を出し、話をうかがっていましたが、どうやら主要な案件はすでに家内と話したあとらしく、私が顔を出した頃にはもっぱら世間話に近いような内容。さほど重要でもなさそうでしたので限のよいところで席を立ち、再び作業場へと戻った私。
しばらくして、かたじ屋「魔のスロープ」をこともなげに前進で登り詰め、そのまま停車していた担任の車のドアが閉まる音。
作業場の中で手を休めずにその音を聞きながら、『あ~、次の訪問に向かうんだな。』と思っただけで、気にもせず作業を進めていたのですが、しばらくして再びドアの閉まる音。
『あれ?』と思っていたら、作業場のドアをこじ開ける気配とともに家内の姿です。
『さっさん!(家内は私をこう呼ぶ。)先生が魔のスロープから降りられなくなちゃった。』と呼びにきたのでした。
前進でかたじ屋「魔のスロープ」を母屋前まで上ってきた先生は、知らぬこととはいえそのままバックでスロープを降りるという暴挙にでていたのです。
魔のスロープを知り尽くした私でさえ、滅多にバックで降りるという行動はとらないようにしているというのに、一見さんとも言える担任教師がバックで降りていこうとしたのですから、魔のスロープが黙っているはずがありません。
手を広げて「おいで・おいで!」をする下り坂。
いつの間にか深みにはまり込んでしまうドライバー。
気が付いたときには、もはや頭の中はパニック状態、どうにもこうにも前にも後ろにも動けない状態にはまってしまうという魔のスロープに、見事に捕まっていたのでした。
担任教師の乗ってきた小さめのボディの乗用車、後部はしっかりと石垣に突っ込み、平衡感覚が麻痺してしまったかのようにスロープのカーブを掴むことができなかったようなのです。
運転を替わり、なんとかスロープ下の農道2号線に車を下ろし一件落着。
実に恐ろしきかな、「かたじ屋・魔のスロープ」なのです。
これまでに何人の方が、あの石垣に後部を乗り上げていることか・・・。不思議な坂道なのです。
