2010.04.03(土) かたじ屋捕り物帳~キジ編~

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2010.04.03(土)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 1.0℃


"ぎぇぇ~!"
ニワトリが嗚咽しているかのような振絞る鳴き声。

2度3度聞こえてくる美しいとは言い難い鳴き声に、作業中の手を止めて鳴き声のしてくる位置を探る私。

その鳴き声は作業場の薄い波板壁のすぐ向こうから聞こえてくるような気がするのです。聞き慣れてはいませんが聞き覚えのある鳴き声から浮かんでくる野生動物は「キジ」。

そ~っと作業場入り口のドアを押し開け、抜き足・差し足で作業場の裏手が臨める位置まで前進。

突如目の前に飛び込んできたのは、赤や緑が色鮮やかな雄のキジ一羽。やはりあの降る絞るような鳴き声はキジのものだったようです。

私の忍者のような鍛え抜かれた忍び足に気が付くことはなく、作業場裏の草むらでなにやら盛んに啄ばむ仕草は完全に油断しきっているのがよく分かります。

その姿を見つめながら私の頭の中に浮かんできたのは「キジ鍋」。

これほど警戒心を解いている状態のキジですから捕獲が可能かもしれないとの判断をした私は、捕獲して山の恵として頂戴することを決断です。

動きを止めて岩になりきっていた忍法を解き、再び忍び足で後ずさり・・・・。

そ~っと作業入り口のドアを必要最低限開口して作業場内に潜入し引き出しの中から取り出したのは狩猟用のパチンコです。

パチンコといっても、子供の頃、木の枝の二股になっているところを利用して輪ゴムを束ねて動力ゴムとして小石を挟んで夢中になって飛ばして遊んでいたような手作り玩具とはわけが違うのです。

競技用、もしくは狩猟用として昔から存在はしていましたが、それは子供の手が届くような代物ではなく、憧れのパチンコ最高峰とも言うべきパチンコなのです。

強力なチューブ状の動力ゴムが装着され、玉には専用の鉛玉を使用。その命中精度は鍛錬を積めばかなりの精度を期待できるのですから、いいおとなでも、元少年であれば一度は憧れたおとなのパチンコなのです。

引き出しから取り出されたパチンコと専用の鉛玉を握りしめ、すでに動力ゴムの中央・玉込め帯には一発の鉛玉が装てんされ準備は整った状態で作業場ドアから外へ。

忍び足の術を使いながら先ほどの確認ポイントまで移動する私。
胸の鼓動は否が応でも高鳴り、息を殺すようにあたりの気配を確認。

パチンコを握りしめる右の手も、動力ゴムをはやくも半分ほど引いている左の手も汗ばんできているのを感じながら、いつでも捕獲が出来るように全神経を色鮮やかなキジの確認に注ぎ込みます。

先ほどのキジ確認ポイントに到達した私はあたりの気配に細心の注意を払いながら右手に持ったパチンコを体の前で一杯に突き出し、左の指先でつまんでいるゴムを引っ張りゆっくりと左右に焦点を動かしながらあの派手な体躯を探し、発見次第左の指先を爪びらく体制で・・・・ふたたび左右にゆっくりと焦点を動かします。

??????。

あれっ?・・・・いない。

さっきまでそこにいたはずのキジが・・・・。



ものすごくガッカリしたことは言うまでもありません。
完全に狩猟モードに入り、野生動物のように感覚を研ぎ澄ませていた私は全身の力が抜けていくのを感じながら、ふと、あたりを見渡して誰にも見られていなかったことを確認。

そして・・・・何事もなかったかのように作業場に引き返すのでありました。
あ~!緊張したな!まったく・・・・。

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T.W.Benどの

仕事しろ!

かたじ屋どの

のほほんと生きているかたじ屋どのならではのエピソードでした。さすがです。

アレッ?

以前言われたことをそっくりそのままお返しすることになるなんて・・・!?

気が合いますねぇ~(笑)!

どらごんどの

ダチョウの放鳥なんかもいけるかもしれません。
コースの移動もカートなんかに乗らずにダチョウに乗って移動。クラブハウスの名物ランチはバターたっぷりのダチョウの卵丸々一個つかったオムレツ。

危なくてしょうがないか。

やまねこどの

こんどイノシシを捕獲した暁には、やまねこどのにもおすそ分けいたします。期待して待っていて下さい!パチンコで捕獲が可能かどうか分かりませんが・・・。

あさっぱらケ~~ンケ~~~ンと鳴くキジ。
南牧村ではキジの繁殖期に入ったって事だね。
よ~く観察してみてください。
高らかに鳴いたあと、ドドドドっと羽を打ちつけて音を立てるはずです。それを「ほろうち」って言うんですが、繁殖期特有の行動です。
それと、双眼鏡があったらキジの目を見て見てください。
まぶたが横から出てきますよ!
キジはメスを捕獲して卵を味わうもよし、キジ鍋にするもよし。
この辺りでは無駄に多いゴルフ場で、プレー客の目を楽しませるために、毎年多数のキジを放鳥します。
そのため、個体数はとても多く、湖畔でもよく見かけます。
しかし、ビックリするのはクジャクっ!
これもやっぱりゴルフ場から逃げてきた個体が野生化したものなのですが、林道を車で走っていて、先の方にでっかい扇が広がっていると『なんだなんだっ!』って感じです。

かたじ屋どの
<キジ打ち>
キジに逃げられた?狙撃の体勢、姿勢は教科書通りだったか。キジを仕留めるには昔から「キジ打ち」と言って和式便所で用をたす姿勢が正しい。貴兄は恐らく中腰で接近したためキジに見つかったのだろう。およそ先人の言葉には耳を傾けるべきだ。
       キジ鍋よりも牡丹鍋の方が食欲がわくやまねこ

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このページは、katajiyaが2010年4月 3日 07:01に書いたブログ記事です。

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