2010.05.25(火)
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 13.5℃
自宅前 薪小屋測候所寒暖計 13.5℃
おはようございます。
ダラダラと降り続いていた雨もようやく上がりました!数日振りに晴れ渡った青い空が広がる南牧村から朝のごあいさつです。
予報によりますと、本日は一日晴れ!暑くなるそうです。
地表から蒸発した水分が、空気中に大量に漂っているせいか、あさからムワっとした温かさを感じます。結構湿度が高い一日になるかもしれません。体調には十分に気をつけたいものです。
土曜日の午後。
作業場で仕事をしている私の耳には、この季節になると頻繫に耳にする「シビビー」の音。
次女の真子はこのシビビーがとっても得意なのです。
シビビー?という方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に説明いたします。
野生種に近いマメ科ソラマメ属の植物で、俗称としてカラスノエンドウとかスズメノエンドウなどと呼ばれていることが多いようです。
エンドウという名がついているように春先の花を終えるとえんどう豆のような小さなサヤと実を付けて、古くは食用として栽培されていたこともあったのだそうですが、現在では道端や耕作放棄されたような荒地で繁殖し、よく見かける植物となります。
このまだ青い実を(実が太ってまっすぐなものがよい。)サヤごと取り、片方だけ裂いて中の実を指で押し出して両の端を適当な長さでちぎって息を吹き込むと『ビービー』と音が出るのです。
それで「シビビー」と呼ぶのかどうかは定かではありませんが、かなり広い範囲で「シビビー」とか「ビービー豆」と呼ばれているようなのです。
次女の真子は毎年、このシビビーが実る時期を楽しみにしており、学校から帰るなり作業場の裏の群生地にうずくまってはできのよいシビビーの実を見つけては収穫し『びーびーびーびー』と音を鳴らし続けるのです。
土曜日の午後は家内のピアノ教室に通う子供たちで賑わい、この子供たちがレッスンが終わってもひとしきり遊んで帰りますから、かたじ屋前の農道近辺から作業場裏・母屋裏山にかけては子供たちのよい遊び場となっているのです。
次女真子が吹くシビビーの音色は、学年が下の子供たちにとって魅力があるようで、盛んに作り方から実の選定方法などを伝授してもらいみんなで大合奏です。
4~5人がいっせいに『ビービー』と音を出すわけですから、作業場にいても十分すぎるほどに聞こえるのです。
・・・・ちと、やかましい。
シビビーばかりではなく、そこらへんの草の葉を吹いて音を出してみたり、タンポポの茎で笛を作ってみたりと、子供たちは飽くことなく遊んで帰るのです。
こうして、大きな子から小さな子へと引き継がれてゆくさまざまな遊び方は、いつの世も大して変わらず、きっと受け継がれてゆくんでしょうね。
それにしてもいい音で吹きますよ。次女真子は。

やまねこどの
上京して5年ほどでしたか、四畳半一間の安アパートで暮らしていたころは近くの銭湯が私のお風呂でした。湯船に放り込まれた菖蒲の葉が浮かんでいた光景を始めてみたときには『なんなんだこれは!』と、かなり驚いた記憶があります。
私の家ではあのような風習がありませんでしたので、菖蒲湯なるものを知らなかったのですね。今は昔の話です。
かたじ屋どの
<菖蒲の音色、竹皮の音色>
シビビーの音色は聞いたことはないが、この季節銭湯ではよく菖蒲湯が行われた。菖蒲湯の日に銭湯にゆくと奥の浴槽の脇の戸が時々開いて主人が「ドサッ」と菖蒲の束を浴槽に投げ込んでくれた。それにガキ共が飛びかかり菖蒲の茎に口を当て「ピユーピユー」と笛の様に鳴らした。『このガキ!菖蒲は香りを嗅ぐんだ。口をつけるな!』の店主の声には一向に耳を傾けなかった。笛といえば竹の皮に梅干を挟んでよく舐めたものだが梅干がなくなり竹の皮に隙間があく位にして口をあてて吹くとこれも「ピィーピィー」といい音がした。
最近口笛の音も出せなくなったやまねこ